SEOに強いタイトルの付け方!「文字数・記号・コツ」をまるっと解説」基本的法則を知ろう
SEOに強いタイトルの付け方をご紹介します。
文字数や装飾など、SEOに有利に働くとされる基本的な法則を知って検索上位を目指しましょう。
「タイトルをなんとなくつけていませんか…?」
タイトルは、ページ(投稿・記事)の「顔」ともいうべき、第一印象をユーザー(読者)に与える重要な要素です。
「多くの人に読んでもらいたい」…と、頑張って書いた記事を「最大限」且つ「効果的」にアピールできるのは「タイトル」です!!
タイトルには、多くのユーザーを獲得し検索上位を狙うための必須な法則があります。
これらの法則を上手に使って、あなたの記事が、より多くの読者を獲得し、検索上位になるよう!
\ お手伝いできればと考えています。^^/
- タイトルの付け方がわからない
- タイトルをなんとなくつけている
- SEOに強いタイトルの付け方を知りたい
- タイトル(h1)とは?
- Googleが推進するタイトル(h1)とは?
- タイトル(h1)に含むべき要素
- ページ内容の表現:Google推進に従う
- 文字数:冒頭から27〜33文字が重要
- キーワード:重要なキーワードは左詰め
- サジェストキーワード:重要なキーワードは左詰め
- 共起語:自然な表現が重要
- 記号・数字:目を引く要素として重要
- パワーワード:クリックを誘うワード
- タイトル(h1)の作成手順「実例とコツ」
- タイトル(h1)に含む要素を洗い出す
- 重要なキーワードを左詰めに配置する
- パワーワードを追加する
- タイトル(h1)の作成「NG」まとめ
- まとめ!
それではご覧ください。
タイトル(h1)とは?
タイトル(h1)とは、Webページのタイトルを定義するためのHTML要素のことを指します。
通常、このタイトルは、Webブラウザのタブに表示されたり、検索結果一覧ページで表示されたりします。
タイトルを定義するためのHTML要素
Webブラウザのタブ
Googleの検索結果一覧ページのサンプル
Yahooの検索結果一覧ページのサンプル
いかがですか?
タイトルは、何より一番初めに目に入ってくるということがわかるかと思います。
以下に タイトルやその他のWeb情報を簡単に確認する方法とツールをご紹介しておきます。
便利なので是非、使ってみて下さいね。^^/「筆者も使っています!」
Macで chromeをお使いの方は…以下の操作でソースの確認が簡単にできます。
Web(ブラウザ)上で…
『マウスを右クリック』
『ページのソースを表示』
『マウスを左クリック』
もっと簡単にわかりやすくという方は…
「SEO META in 1 CLICK」がおすすめです。
Webブラウザでタイトルやメタディスクリプションなどが、1クリックで簡単に確認できる便利な拡張機能です。
Googleが推進するタイトル(h1)とは?
Googleがどのように考えているか?チェックしておきましょう。
以下は『Google 検索セントラル>SEO スターターガイド>Google 検索での見え方に影響を与える』を解説しています。まだ、読んでいない方は 一度確認してみましょう。
良いタイトルを書くことで Google 検索のタイトルリンクに影響を与えることができます。良いタイトルとは、そのページに固有で、明確かつ簡潔であり、内容を正確に説明しているタイトルです。
Google 検索での見え方に影響を与える
タイトルリンクは、検索結果上でリンク先のページの内容をユーザーが一目でわかるように表示し、検索クエリとの関連性が高い理由をはっきりと伝えるうえで重要な要素です。どのページにアクセスするかはタイトルで決定することが多いため、ウェブページには質の高いタイトルを設定することが求められます。
Google 検索のタイトルリンクの作成方法
タイトル(h1)に含むべき要素
この章では、前章のGoogleno考え方を前提に「タイトル(h1)に含むべき要素」をご紹介します。
含むべき要素?
検索上位に表示され、多くのユーザに読まれる記事のタイトルには幾つかの重要な要素が含まれています。
SEOに強いタイトルに含みべき要素とは、どのようなものなのかを具体的にご紹介します。
- ページ内容の表現:Google推進に従う
- 文字数:冒頭から27〜33文字が重要
- キーワード:重要なキーワードは左詰め
- サジェストキーワード:重要なキーワードは左詰め
- 共起語:自然な表現が重要
- 記号・数字:目を引く要素として重要
- パワーワード:クリックを誘うワード
それでは順番に見ていきましょう。
1. ページ内容の表現:Google推進に従う
大前提として、前章でご紹介した「Googleが推進するタイトル(h1)」に従います。
- ページ(投稿・記事)毎に固有である
- 内容を正確に表現する
- 簡素で端的に表現する
上記を念頭にタイトルを作成しましょう。
「記事の内容がわかりやすく、シンプルなタイトルをつける」
…というイメージで OK!
2. 文字数:冒頭から27〜33文字が重要
全文は「33文字」前後にまとめ、重要な単語(キーワード)は「27文字」前後までに収めます。
これは、検索結果一覧ページに表示される文字数から算出された数で、Googleでは 28文字程度まで表示され、Yahooの場合 25文字程度となり、さらに Twitter(X)・Face Book 等でも表示文字数が異なります。このような検索エンジンやアプリケーションでの表示文字数のばらつきを考慮して、妥当な文字数が算出されたものです。
この記事のサンプルを確認していただいてもわかりますが、タイトル文字の最後に「…」がついて切れています。これを嫌って25とか28文字という数字が出てくるんですね。それと同時に 表示される範囲内でタイトルの重要部分(キーワード・パワーワード・共起語)などを全て収めるためでもあります。
調査・検証中ですが…
タイトルは、60文字を越えなければ良いと考えます。(SEOプラグイン等でエラーが出る基準が60文字)
「当サイトでは50文字未満を意識しています」近年ではアリゴリズムの進化により、長いタイトルの記事が上位を占める傾向にあります。(検証中)
※ 注記)全角:2バイト / 半角:1バイト「上記で掲示している文字数は全角です。半角英数字の場合はx2として換算します」
全角で「33文字(66バイト)」は、半角で「66文字(66バイト)」だよ。
全角と半角が混ざった場合は…割り算して算出すればOK!
3. キーワード:重要なキーワードは左詰め
重要な単語(キーワード)は「27文字」前後までに収めます。
重要なキーワードほど左に詰めます。
キーワードについて詳しく解説した記事はこちらからご覧いただけます。
4. サジェストキーワード:重要なキーワードは左詰め
サジェストキーワードもキーワードと同様に「27文字」前後までに収めます。
重要なサジェストキーワードほど左に詰めます。
サジェストキーワードとは、検索エンジンやWebサイトの検索バーでユーザーがキーワードを入力する際に、自動的に提案される関連キーワードやフレーズのことです。これらの提案は、過去の検索履歴や他のユーザーが頻繁に検索するキーワードに基づいて生成されます。
サジェストキーワードを絞り込むためのツールは「ラッコキーワード」が便利で使いやすいのでおすすめです。詳しく解説した記事はこちらからご覧いただけます。
5. 共起語:自然な表現が重要
タイトルの文脈を自然な表現にするために共起語を入れると効果的です。
共起語とは、任意キーワードの文章を書くにあたって「キーワードと合わせて使用される確率が高いワード」です。
https://neoinspire.net/cooccur/
共起語について詳しく解説した記事はこちらからご覧いただけます。
6. 記号・数字:目を引く要素として重要
検索結果一覧ページでユーザーの目を引くために 記号や数字を使うと有効です。
検索上位のページを確認してみて下さい。
必ずと言っていいほど…記号や数字が使われた記事が上位にある筈です。
よく見かける記号と数字
- 【初心者向け】
- 【2024年版】
- 【保存版】
- 【特典付き】
- 【成功事例】
7. パワーワード:クリックを誘うワード
競合が多い場合の差別化は、文頭に「パワーワード」が有効な場合が多いです。
検索エンジンの検索結果ページでユーザーがクリックしたくなるような言葉、つまり「パワーワード」と呼ばれるキャッチコピーと意図伝達を兼ねた言葉で共感を得る手法を使います。
パワーワードのワンポイント
- 問いかけ?よりも決断の方が有効!
- 数字を入れる!
- ちょっと煽る!
- ネガティブワードを入れる!
パワーワードの例
WordPress 〇〇〇〇というタイトルを付けたいのに競合するタイトルが多くて…という場合に以下の様な「パワーワード」を追加してみる。
タイトル(h1)例1:「これで解決」WordPress 〇〇〇〇
タイトル(h1)例2:「2024年最新版」WordPress 〇〇〇〇
文頭に同じワード(WordPress)が来る様な場合は上の様なパワーワードを付けるのが有効な手段の一つ!簡単なのですぐ利用できますよ。
よく見かけるパワーワード
- 「10選」
- 「無料」
- 「徹底解析」
- 「初心者向け」
- 「初心者必見」
- 「明日からできる」
- 「5分でできる」
- 「保存版」
- 「最新版」
- 「20XX年版」
タイトル(h1)の作成手順「実例とコツ」
それでは…当サイトで作成した記事をベースに「タイトル(h1)」の作成手順を見ていきましょう。
サンプル記事は『こちら』から確認できます。
それでは順番に見ていきましょう。
STEP1
タイトル(h1)に含む要素を洗い出す
準備として「キーワード・サジェストキーワード・共起語」を洗い出します。
「タイトル(h1)に含む要素」を洗い出します。
- キーワード(3つ程度を洗い出します)
- Mac
- Parallels
- 導入方法
- サジェストキーワード(3つ程度を洗い出します)
- Mac → Mac Windows インストール
- Parallels → parallels desktop 18 for mac / parallels 買い切り サブスク
- 導入方法 → Windows11 導入方法
- 共起語
- Mac → parallels desktop
- parallels → Windows
- 導入方法 → 無料
※ ラッコキーワードやキーワードプランナー等のツールを使用すると便利です。
STEP2
重要なキーワードを左詰めに配置する
STEP1で洗い出した「キーワード・サジェストキーワード・共起語」をなるべく左側に詰めて配置し、自然に読める形でタイトルを作り込みます。
重要なキーワード
(必ず入れる)
- Mac
- Parallels
- 導入方法
サジェストキーワード
(出来れば入れる)
- Mac Windows インストール
- parallels desktop 18 for mac
- Windows11 導入方法
共起語
(文脈を重視して入れる)
- Mac → parallels desktop
- parallels → Windows
- 導入方法 → 無料
悪い例
重要なキーワードが右側に配置され、サジェストキーワードや共起語が左側に配置されたタイトル
- 「無料でWindows11が動く」Parallels Desktop 18 for Mac の導入方法
修正した例
重要なキーワードが左側に配置され、サジェストキーワードや共起語が右側に配置されたタイトル
「重要なキーワードほど左側に配置するのが望ましい」
- Parallels Desktop 18 for Mac の導入方法「無料でWindows11が動く」
STEP3
パワーワードを追加する
競合対策として、少しインパクトが足りないので…パワーワードを追加してみます。
STEP2で修正したタイトルの文字数は…
半角37文字=37バイト
全角10文字=20バイト
合計:57バイト
全タイトル文字数:全角33文字=66バイト
検索結果一覧ページの表示文字数:Yahoo:全角23文字=46バイト/ Google:全角26文字=52バイト
なので!
表示させたい重要キーワード部分を考慮すると、9バイト余裕があるので「パワーワード」を追加してみます。
最新版!:8バイト を文頭に追加します。(サンプルでは【】等はつけていませんが効果的です)参考
完成した例
- 最新版!Parallels Desktop 18 for Mac の導入方法「無料でWindows11が動く」
以下をチェックします。
重要部分は、検索結果一覧ページに表示されているか?→ OK
簡素で文脈におかしなところはないか?→ OK
インパクトはあるか?→ OK
Webブラウザのタブ(タイトル全文)でより興味を引く内容になっているか?→ OK
タイトル(h1)完成です!!
タイトル(h1)「NG」チェックシート
タイトル(h1)作成時の「NG」チェックシートをまとめて見ました。
既存タイトルも含めて「以下のようになっていないか?」修正等のチェックにお役立て下さい。
タイトル(h1)「NG」チェックシート
- 記事(ページ)の内容とズレたタイトル
- 曖昧なタイトル(タイトルなし)
- 複数記事(ページ)と同じタイトル
- ユーザーの役に立たない意味なく長いタイトル
- 全角60文字(120バイト)以上のタイトル
- キーワードの乱用(羅列)したタイトル
- キーワードが含まれていないタイトル
- 重要なキーワードが右詰めになっているタイトル
まとめ!SEOに強いタイトルの付け方!「文字数・記号・コツ」をまるっと解説」基本的法則を知ろう
SEOに強いタイトルの「文字数・記号・コツ」をご紹介しました。
検索上位のタイトルには文字の長さや記号の使い方 、キーワードなど、重要なワードの配置位置に基本的な法則があります。これらを知ることで、競合サイトより上位を狙うことができます。この記事が参考になれば嬉しいです。
「最後まで、ご観覧いただきありがとうございました。」
また、次の記事で…お会いしましょう。\^^/