Webマーケティング【Chapter6】集客:記事(投稿)と書き方編「売れるサイトを作るまで」
Webマーケティングの構築方法についてシリーズでご紹介します。
【Chapter6】
「集客:記事(投稿)と書き方編」
記事の書き方は、3種類です。しっかり理解して、的確にペルソナが求める形で提供しましょう。
Chapter5「集客:ターゲットとペルソナ編」で、ペルソナが明確になると、そのキーワードで検索する人が具体的に求めている情報が明らかになります。そして、記事(投稿)は「ハウツー」「ニュース」「ケーススタディ」の3種類に分類されます。深く洞察したペルソナに基づいて、最も適切なコンテンツを選択し作成していきます。
この記事では、これら3種類の記事(投稿)の書き方をご紹介します。
- Webマーケティングについて具体的に知りたい
- 記事(投稿)の書き方について知りたい
- 記事(投稿)のスタイルについて知りたい
- 初心者さん:「Webマーケティング?アフィリエイト?」
- 記事(投稿)のタイプを決める
- 記事(投稿)のスタイルを決める
- 記事(投稿)のテンプレートに沿ってアウトラインを作る【重要】
- 記事執筆後にチェックする項目7つ
- 記事タイトルの決め方:ポイント
- 最後にSEOコピーライティングの8項目をチェックする
- コンテンツを公開したら ソーシャルメディアで更新情報を発信する
- 記事作成手順を7ステップでまとめ【復習・確認用】
それではご覧ください。
記事(投稿)のタイプを決める
記事(投稿)のタイプを決めす。
前述しましたが…ペルソナ(ユーザー)に提供する情報として、作成する記事(投稿)には「ハウツー」「ニュース」「ケーススタディー」の3つのタイプがあります。
この章では、その3つのタイプの特色と役割をご紹介します。
- ハウツー(How to)
- ニュース(News)
- ケーススタディー(Case study)
それでは順番に見ていきましょう。
- 1. ハウツー(How to)
-
ハウツー(How to)は「どうする!?」を念頭に置いた記事です。
「〇〇〇の方法」「△△△の手順」等、何か物事を行うための方法・手順を提供するものです。
当サイトでは、この記事(投稿)のタイプがメインになっています。
良質なハウツー記事(投稿)を多く提供することで ペルソナ(ユーザー)の信頼と好感を得られれば、PV・コンバージョン率の向上が見込めます。
- 2. ニュース(News)
-
まさに!!「ニュース」です。
「最新情報・未発表情報・発掘情報」等を正確に 記事(投稿)することが重要です。
ニュース記事(投稿)においては「いかに早く・正確に」が 重要になります。
また、記事(投稿)は、有効(旬)とされる期間が比較的短くなるデメリットがあることを覚えておきましょう。
ニュース記事の多いサイトにはトレンドに敏感な ペルソナ(ユーザー)に好まれ、年齢層は若い傾向にあります。
- 3. ケーススタディー(Case study)
-
ケーススタディー(Case study)は「成功例・失敗例・経験談」ををベースにペルソナ(ユーザー)に有効な情報を提供します。
実例を上げ共感を得ることで「信憑性・理解度・好感度」の上昇が見込めます。
「何かを始める・始めたばかり」のペルソナ(ユーザー)が比較的多く観覧する傾向にあります。
記事(投稿)のスタイルを決める
前章で、ご紹介した記事(投稿)の3つのタイプをどのようなスタイルで作成するかをご紹介します。
拡散効率とSEO効果に特に有効と見られる 記事(投稿)には「リスト」「リンク」「画像」の3つのスタイルがあります。
- リストスタイル
- リンクスタイル
- 画像スタイル
それでは順番に見ていきましょう。
- 1. リストスタイル
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あるトピックに沿ってポイントをリスト(箇条書き)で書くスタイルです。
リストスタイルの記事(投稿)は、簡素で理解しやすいスタイルのため ソーシャルシェアが拡大しやすいと言う利点があります。PV値の高い記事(投稿)に多いスタイルです。
- 2. リンクスタイル
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あるトピックに沿って参考になる記事(投稿)のリンクを紹介するスタイルです。
リンクスタイルのリンクには「内部リンク・外部リンク」2種のリンクを対象としたパターンがあます。
- 内部リンクを対象とした場合
- 自分のサイト内の複数の記事(投稿)を一つにまとめた記事(投稿)で、わかりやすくサイト内を誘導するために用います。
- 外部リンクを対象とした場合
- 他のサイトの複数の記事を一つにまとめた投稿で、他のサイトとの友好関係を築くだけでなく、被リンクの獲得にも効果的です。ただし、他のサイトのリンクだけでは、自分のサイトの権威向上はできないので注意が必要です。
- 内部リンクを対象とした場合
- 3. 画像スタイル
-
あるトピックに沿って画像を紹介するスタイルです。
画像スタイルの記事(投稿)は「ショップ紹介・観光名所紹介・イベント紹介」等に多く、言葉では伝え切れない雰囲気を画像を使って補います。そうすることでユーザーの満足度を向上させることが可能です。
- 記事(投稿)を作るときには…
-
「記事(投稿)のタイプを決めた後に記事(投稿)のスタイルを決める」と記事(投稿)の構成がまとめやすいです。
例えば…
「ハウツー」タイプの記事(投稿)を「リスト」スタイルで 構成した記事(投稿)を作ると言う感じですかね。
記事(投稿)のテンプレートに沿ってアウトラインを作る【重要】
記事(投稿)を作る上で最も【重要】だと考えます。
どんなに良い内容であっても、読者に伝わらなくては意味ないですよね。
この章では、読者を引き込み記事の内容を余すことなく伝えるための基本的な記事の構成をご紹介します。
アウトラインの要素は以下の6つです。
- タイトル
- 問題提起
- 解決策の提示
- 解決策の根拠
- 本文
- 結論
それでは順番に見ていきましょう。
- 1. タイトル
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仮のタイトルを付ける際には、キーワードを基にして適切な表現を選ぶ必要があります。例えば、「スーツ 着こなし方」というキーワードで記事を書く場合、適切な仮のタイトルは「スーツの着こなし方のポイント」などとなります。
- 2. 問題提起
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問題提起は記事の冒頭部分です。ペルソナに基づいて、その人が最も悩んでいることを明確に指摘します。例えば、「いつもしっかりとスーツを選んでいるつもりですが、なぜか完璧に決まらずにお悩みではありませんか?」など。
- 3. 解決策の提示
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問題提起後、すぐに解決策を提示することで、読者が抱える悩みを解決することができます。例えば、「この方法を試すことで、あなたのスーツ選びがスムーズになり、自分にぴったりのスーツを手に入れることができます。」など。
- 4. 解決策の根拠
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私が提案する解決策が効果的であるという根拠を示します。例えば、「私自身もこの方法でスーツを選ぶようになってから、スーツ選びの失敗がなくなりました」というような具体的な事例があります。
- 5. 本文
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本文を書く場合は、リストスタイル、リンクスタイル、画像スタイルなど、検索キーワードに応じたコンテンツを作成し、120%の満足度を目指しましょう。
- 6. 結論
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記事の結論として、ユーザーが押さえておくべき重要なポイントを明確に伝えます。例えば、「自分に合ったスーツを選ぶことが重要です」といった具合に。
記事執筆後にチェックする項目7つ
アウトラインを基に記事を書き上げたら、以下の7つの項目を確認してください。全てを満たしていれば、ユーザーに届けるコンテンツとして優れていると言えます。
- 問題提起は、ターゲットが「自分に関係がある!」と感じるようになっているでしょうか?
- この記事を読むと、ユーザーが解決できる問題が明確に伝えられているかどうかを確認できますか?
- ユーザーの問題を論理的に解決できる根拠を伝えることができていますか?
- ユーザーが求める情報を妥協することなく、本文内で適切に伝えられているでしょうか?
- ユーザーにとって見やすい構成にするために、見出しを効果的に配置していますか?
- もう一度読み直してみて、分かりにくい箇所がないか確認しましたか?
- 競合サイトのコンテンツと比較して、優れたものになっていますか?
記事タイトルの決め方:ポイント
この章では、記事のタイトルを決めるときのポイントをご紹介します。
WEB上では、タイトルによってソーシャルメディアの拡散度合いが変わります。
つまり、ソーシャルメディアからのPV流入数も大きく変動します。
全てのソーシャルメディアからの流入がどれくらい多くなるかは、全てタイトル次第と言えます言えます。
それでは「どんなタイトルを作れば良いにか!?」見ていきましょう。
魅力的な記事タイトルを作るための4つのステップ
- ベネフィットをストレートに伝える
- タイトルに数字(具体性)を追加する
- 簡便性を追加する
- タイトルを32文字以内にする
- 1. ベネフィットをストレートに伝える
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記事のタイトルは、ユーザーが直感的にその記事を読むことで得られる利益を伝えることにより、反応率を最大化することが重要です。
- 2. タイトルに数字(具体性)を追加する
-
数字を使用することで、読者は記事を読むことによって得られる利点をより具体的に伝えることができます。
- 3. 簡便性を追加する
-
簡便性とは、読者が「自分でもできる!」と感じるための言葉です。当然ですが、記事の内容に適したものでなければなりません。
- 4. タイトルを32文字以内にキーワードを入れる
-
Googleの検索結果に表示されるタイトルの文字数は約32文字なので、32文字以内にキーワードを含めるようにしましょう。
※ タイトルを32文字以内にすると言うことではありません。(検証中)
最後にSEOコピーライティングの8項目をチェックする
記事公開前の最終チェックです。
Googleの検索順位を決めるためには、クローラーと呼ばれるロボットがサイトを巡回し、情報を収集します。そして、収集した情報はGoogleのランキングエンジンに送信されます。SEOコピーライティングは、このクローラーに正確にあなたのサイトの情報を収集してもらうための技術です。これにより、コンテンツがGoogleに適切に評価されるようになります。
- タイトルにキーワードが含まれていますか。
- メタディスクリプションは設定しましたか。
- 見出しタグの配置は適切ですか。
- 見出しタグ内で不自然なキーワードの 使い方をしていませんか。
- 画像のALTタグは入力していますか。
- カテゴリーは設定していますか。
- パーマリンクは適切に設定されていますか。
- 内部リンクが設置されていますか。
それでは順番に見ていきましょう。
- 1. タイトルにキーワードが含まれていますか。
-
タイトルにキーワードを使用するのは必須です。検索キーワードを正確に入力するのがベストです。
- 2. メタディスクリプションは設定しましたか。
-
直接検索順位を左右する要素ではありませんが、上位表示された場合のクリック率には大きな影響があります。
- 3. 見出しタグの配置は適切ですか。
-
<h2><h3><h4>のように「大→小」の順に見出しタグが配置されていないと、クローラーが混乱してしまいます。見出しタグ(<h2>以下の階層)は、必ず大きい順に配置しましょう。
良い例:<h2><h3><h4><h2><h3><h4>
許される例:<h2><h4><h5><h2><h3><h4>
悪い例:<h2><h4><h3><h5><h2><h3><h4>
見出しタグや記事(投稿)の書き方を具体的にもっと知りたい方は!以下をご覧ください。
- 4. 見出しタグ内で不自然なキーワードの 使い方をしていませんか。
-
見出しタグ内にキーワードを含めることは望ましいですが、不自然に挿入されると逆効果です。
キーワードを入れる重要度重要度のイメージは…
<h2>見出しタグには必ず入れる!
<h3>見出しタグにはできるだけ入れる!
<h4/h5>見出しタグには入れられれば入れる!…と、言う感じです。
- 5. 画像のALTタグは入力していますか。
-
画像の内容がわかる 簡潔な説明を入力しましょう。
- 6. カテゴリーは設定していますか。
-
カテゴリーページはSEOにおいて非常に重要です。記事全てに適切なカテゴリーを設定しましょう。
- 7. パーマリンクは適切に設定されていますか。
-
パーマリンクは、記事(投稿)のURLの一部です。番号や記号等の機械的なものではなく、簡潔な説明単語の設定が有利に働きます。
おすすめできない例:〇〇.com/a-123(URLだけでは内容がまるでわからない)
おすすめの例:〇〇.com/blog-start(URLで内容がイメージできる)
- 8. 内部リンクが設置されていますか。
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関連性のある以前の記事に内部リンクを挿入することで、過去の記事にもクローラーがアクセスできるようになります。
コンテンツを公開したら ソーシャルメディアで更新情報を発信する
WordPressで記事(投稿)を公開したら、Face Book・
Twitter)等のソーシャルメディアを使って更新情報を発信します。ソーシャルメディアを使って更新情報を発信することで、流入経路の拡大を図ります。
記事作成手順を7ステップでまとめ【復習・確認用】
この章では、復習と確認用として「記事作成手順を7ステップ」でまとめました。
しっかり流れを把握して効率よく記事を作成しましょう。
❶ キーワードを分類する
❷ ターゲットを絞り込む
❸ ペルソナを作る
❹ 記事のタイプを選定
❺ 記事のスタイルを選定
❻ アウトラインを作成
❼ 記事執筆後のチェック
この記事はシリーズでご覧になることをお勧めします。
まとめ!
Webマーケティング【Chapter6】集客:記事(投稿)と書き方編「売れるサイトを作るまで」
Webマーケティングの「集客:記事(投稿)と書き方編」についてご紹介しました。売れるサイトを作るまでに必要なことをお届けする「第6章」です。
「最後まで、ご観覧いただきありがとうございました。」
また、次の記事で…お会いしましょう。\^^/